差動ギア FDSシリーズは、一体型とコンポーネント型に分かれています。一体型は、差動機構を単一モジュール / アクチュエータに統合し、装置への組み込みを容易にすることを目的としており、そのハウジングには伝動ギア、プーリーなどを直接取り付けることができます。コンポーネント型は、薄型・偏平設計を追求しており、お客様が独自の外装ハウジングを設計し、構造要件に応じて装置スペースを最適化できるようにしています。
ハーモニックドライブ独自の動作原理を活用し、運転中に位相およびタイミングの微調整を行うことができる超小型差動装置です。
FDSシリーズの一体型は、前後のシールフランジおよび支持軸受が追加されている点を除き、パンケーキ型コンポーネントタイプと同じ4つのコア部品を共有しています。FDSシリーズは、カップ型 FSGシリーズと同じ作動原理で動作します。パンケーキ型フレクスプラインの形状は、カップ型フレクスプライン底部の断面と同一であり、ウェーブジェネレータ軸受は2列に配置され、サーキュラスプラインとフレクスプラインの歯幅を拡大することで、より高いトルク容量に対応しています。さらに、パンケーキ型には、出力軸接続用としてフレクスプラインと同じ歯数のサーキュラスプラインが追加されています。